2011年4月29日金曜日

Kuku choma

ナイロビにて。
幹事会 meeting でオフィスに缶詰。

ランチを次長にご馳走になった。



焼き加減も絶妙な鶏を出すローカル食堂が
JICA Office のすぐ近くにある。



ナイロビの価格相場は高めだけれども、
このローカル食堂は地元ケニア人にも人気なようで
常に賑わっている。

安くて旨い・・・はナイロビっ子にとっても大事なようだ。

2011年4月28日木曜日

食の思い出

コースト旅行で、
普段行けないようなレストランにも行かせて頂きました。
というか、連れて行って頂きました。

その1つがここ、Cave restaurant。



新鮮な魚介類をふんだんに使った料理と、
スタッフの対応もとても良く、
贅沢な一時を過ごせたのは言うまでもありません。



おススメしてくれた先輩隊員からは
「少しお洒落をしていく方が良い・・・」

必ずしもビーチリゾートで堅苦しく着飾る必要はないけれど、
お洒落している方が店員さんの対応も良いに違いない。




ホテルの近くのイタリアン。
案内係のお姉さんのセクシーな衣装も素敵ですが、
ここのイタリアン、美味しかった。



ただし、量はちょっと多目。

ジェラードも種類豊富な上に、
サッパリとした美味しさとお手ごろ価格。



また食べに行きたいと思うお店の1つ。




レストランではないけれど、
浜辺をウロウロしている漁師から買い取ったという
バフンウニ。



身が沢山詰まっていましたが、
ウニの正しい開け方ってあったんでしょうか?
そこいらじゅうにウニ汁が飛び散りました。

しかし、少しお醤油をたらして
美味しく頂いたのは言うまでもない。

ウニのほかにも、
カニ、クロコダイルフィッシュ、イカ、エビ・・・





キッチン付きのロッジを借りていたので、
外食もいいけど、自分達で・・・と料理をすることも。




ビーチリゾートらしい、
白い砂浜に青い海の素敵なロケーションにある Nomad にて。





久しぶりに生牡蠣・・・・
お腹がビックリしたことと思います。




モンバサにある有名なレストラン

お茶をしに立ち寄らせて頂きました。






Old town を対岸から眺めつつ、
旅の終焉が近づいているのを寂しく感じるのでした。




最後の晩餐も素敵なレストランで。



海の幸の食べ収め。
しばらくは海の幸ともお別れです。




そんな楽しく愉快なコースト旅行のパーティです。



素敵な毎日をありがとう。

2011年4月27日水曜日

海を見る自由



海を見たいと思った。









もしかしたら、

それはとても不謹慎なことなのかもしれない・・・

そんなことも考えた。



それでも、海に来た。

海を見た。



半年振りに見た海は穏やかで、

あんなにも沢山の命を奪っていった海と

本当に同じ物とは思えなかった。



ふと、

立教新座高校の卒業生への校長メッセージを思い出した。


時に、孤独を直視せよ。
海原の前に一人立て。
自分の夢が何であるか。
海に向かって問え。
青春とは、孤独を直視することなのだ。
直視の自由を得ることなのだ。

*一部抜粋

2011年4月26日火曜日

海の思い出売り



キレイな貝を籠に入れて売り歩く
ビーチボーイ?達に呼び止められる。

海の散歩をしている時、
カメラ以外を持ち歩かないので、
むしろ所持金がないことをいい事に、
いろいろ見せてもらう。

砂浜には落ちてもいないような色とりどりの貝。
どこから拾ってきたのだろう?

西アフリカでは昔、貝は通貨の代わりだったよう。
物々交換の材料としての貝も、こんなに綺麗だったら、
付加価値が大きくなるのだろうなと思った。

Mombasa



ケニア第2の都市、モンバサ。

ムスリムが多いせいか、コーストのせいか、
任地ともナイロビとも醸し出す雰囲気が違う。

雰囲気の良いレストランでお茶をしたり、
布屋さん通りでお買い物したり・・・



歴史的な建築物も沢山あるはずだけど、
ついつい寄り道が多くてたどり着けなかったり、
モンバサは本当に魅力的な街だと思った。

空を見ていると、
フラフラと散歩に出掛けてみたくなる。

青空に誘われている気がして・・・。



モンバサは空が高い。
標高が 1000m 以上違うと、
こんなに空の高さが違うんだ・・・と
改めて気付かされる。

2011年4月24日日曜日

イースター



イースター休暇のせいか、
内地ではあまり見かけないイースター飾りが
ここかしこに並んでいた。

ヨーロッパではイースターと言えば、
卵やウサギの飾りつけが多い印象があるから、
欧州からの観光客を意識しているのだろうなと。



ちなみに、内地では・・・
クリスマス飾りagain? のような飾りが多いので、
ケニア人にとってイースターがどのように認識されているのか
あまりよく分からない。

kisite again



友人達と2度目のシモニ、
キシテマリンパークへ。

前回とはお天気が打って変わって、
雨の海に繰り出すことに。



自然は厳しい・・・と言うことを実感する。
それでも海の中は本当に澄んでいて、
全ての景色が新鮮に映る。

シュノーケリングの後のランチで、
シーフードを頼んだら立派なカニとご対面。



美味しく頂いた。

2011年4月21日木曜日

Diani



散歩がてらショッピングモールを歩くと
任地では目にしたことのない『ギャラリー』が。

しかも、絵に興味のある友人が、
作品についてあれこれ質問していたら、
イースターパーティーを開催するから・・・
と、ご招待いただいた。



Dianiはケニア国内ならず、
世界でも有名なビーチリゾートだそうで、
Diani 社交界を垣間見る良い機会になった。

シャンパンやワインがふんだんに振舞われ、
ケニアでも有名なアーティストも駆けつけるなど、
賑やかな夜に。



個性的な絵が多くて、愉しめた。

おじいちゃんの貝料理

貝を料理するケニア人は少ないそうだ。



訪れたシモニのローカル食堂で、
鳥のスープと貝をだす所があると
先輩隊員に連れられて行って来た。



どんな種類なのかも分からなかったけれど、
鍋いっぱいに茹でた貝に、
塩と香辛料を合わせた粉を振りかけて、
ライムを目いっぱい絞って食べる・・・。



そんなシンプルな料理がとても美味しかった。

串に刺して塩焼きにすることもあるようだが、
この時は作っていなかった。

このおじいちゃんの作る鳥スープも
じっくり煮込んであってとても美味しい。

各地のローカル食堂を巡るのも、
きっと楽しいに違いない。

kisite marine park



KWS(Kenya Wild life Service)という機関によって
保護管轄にある『マリンパーク』に行くことになった。

予備知識もなく、隊員の活動先であって、
水族館の類かと思っていたが、
野生生物の状況を自然のままに残す海の保護区域だった。

図らずも、
人生初のシュノーケリングに挑戦することに。



初めて見る海底は、
珊瑚や色とりどりの魚が沢山で、
本当に綺麗だった。

訪問した日の干潮時刻も、
丁度シュノーケリングに適していたようで
潜らなくても十分楽しめた。



コースト派遣の隊員の話しでは、
コーストに何箇所かあるマリンパークのうち、
シモニが一番沖にあるあるパークのようで、
透明度や魚種数など群を抜いているよう。

天候も海の状態も本当に良く、
Beginner's luck もあいまってか
海遊びの印象が随分変わった。
貴重な経験をさせて頂いたと思う。

2011年4月19日火曜日

Simoni


もうすぐ帰国する先輩隊員の任地、シモニ。

ケニアのコースト州の中でも
最南端で活動されている。

朝からの移動にも関わらず、
現地に到着したのは夕方。

それでも、夕日に照らされた海を見ていると
言いようのない気持ちでいっぱいになる。

2011年4月18日月曜日

Kisumu Children's Festival

KESTES 企画、
ケニアの子供達に楽しんでもらう1日を・・・

ステージアクティビティあり、
日本文化紹介あり、
科学実験ブースあり、
プレイブースあり・・・

強いて言うと文化祭的な企画でした。

それから、
We pray for JAPAN
の呼び声のもと、メッセ-ジ幕や
被災地応援Tシャツなどなど



当日は実行委員の他に、
50名くらいのボランティアが
ケニア各地から集まり、
賑やかな1日になったもでした。



ケニアの子供達にとって、
日本は身近な国ではないものの、
多くの子供達が興味を向けてくれたら・・・
と思う1日でした

2011年4月15日金曜日

たわわグアバ

グアバ園を歩く。



熟れたグアバの良い香りが辺り一面に漂っていて、
Trail を歩いていてもすぐに熟した実のなる木に気付く。

保護区内にいるサル達も食べにやって来るんだろう。
道のあちこちに齧り掛けの実が落ちている。



売るほどあるだろうと思われる実だが、
野生のグアバがそこかしこにあるからか
市場でグアバが並んでいるのを見かけたことはない。

ケニア人にとっては、
当然のように身近にある自然の恵みの1つで、
旬を感じるおやつなのだろう。

River side trail



川沿いの小道を散策。
10km walk に挑戦。

雨季が始まった・・・とは言いつつも、
森の中は毎日雨が降るわけでもないないらしく、
川の水位が下がっているそうだ。



それでも鬱蒼とした森を歩いて
自然の息吹を感じるのは気持ちがいい。

散策をしながら発見する小動物や昆虫の
色彩の美しさにも心奪われる。



雨季の艶やかで深い緑の森や
これから訪れる蝶の季節も楽しみだ。

2011年4月10日日曜日

Samaki

ルオ族の食文化に欠かせないのが
魚(samaki)とウガリの組み合わせ。

湖に面した Homabay では、
ティラピア、ナイルパーチ、オメナなどの
淡水魚が水揚げされるが、
ナイルパーチの殆どは海外へ輸出されている。

地元のケニア人が口に出来るのは
ティラピア、オメナだろう。

Homabay では、任地では見たこともない位
大きなティラピアを食べることが出来る。



ティラピアの調理法は、
いたってシンプルな素揚げか、
写真のよなスクマとトマトで煮込む wet fry が一般的。
ミルク煮を作る家庭もある。

このティラピアも50cm以上はあろうかというサイズ。
食べ応えも抜群。
身も柔らかくて美味。

ルオ文化では、
食べ物をみんなで囲んで分け合って食べる。

日本の鍋文化に似たような感覚で、
食を通してのコミュニケーションを
大事にしている民族なのだろうと推測している。

日本人5人で大きな魚2匹を囲んでの食事。
郷に入れば郷に従え・・・
慣れた手つきで銘々手掴みで食べる・・・
当たり前だが出来立ての料理は相当熱い。

皆で食べる食事は一層美味しい。

H/bay



ヴィクトリア湖を眺めに Homabay へ。

湖に面したホテルで休憩。

ホテルの敷地内には、
草を食む羊、駱駝・・・
それからゴミを漁るのかハゲコウも・・・。



以前訪れた時には藻が湖面を覆っていたが、
今回は遠目には見えないくらい少ない。


穏やかで平和な空間に身を委ねて、
のんびり過す週末も悪くない。

湖のある任地に派遣される隊員が
少し羨ましく思えた。

2011年4月9日土曜日

頂き物

自宅は空き巣未遂があってから
24時間警備体制に。

警備は12時間労働の2交代制。
健康状態に影響しないのか、
いざという時本当に役立つのか、
若干心配はあるものの・・・・



そんな警備の1人は、家族が
アボガドのプランテーションを営んでいるとか。
この時期沢山アボガドが採れるから・・・と、
お裾分けを頂く。



人生でこんなに毎日アボガドを食べる日々は
そうそうないだろうと思う。

栄養価が高いので、
油断して食べ過ぎないようにしないと。

2011年4月8日金曜日

手を伸ばす



その先にあるものは・・・









ケニアの学校は3学期制。
1~3月、5~7月、9~11月の授業が終わると
子供達はターム休みに入る。

とは言っても、ターム休み中、
塾はないが補講が行われているようで、
多くの子供達は相変わらず学校に通う。

子供達の中には、
家の手伝いを優先させる子もいる。

この写真の少女も。



少女は薬になる木の葉を摘んでいる。
伝統医療の一種かと思われるが、
あらゆる疾患に効くのだと。

女児の中には、日常的に
学業よりも家事を優先させなければならない
状況にある子も少なくない。

「将来は何になりたいの?」

はにかんで答えてくれなかった少女が
時折、ふと寂しげな表情を見せたのは、
気のせいではないように思う。

2011年4月7日木曜日

Office にて



monthly report の〆切に追われているせいか
今日は人の出入りの多いDMOH office。

report を含めた提出物の期限を守る・・・
というのは日本社会では当然のことだけれども、
ケニアにいると期限はあってないようなもの。

時間厳守も難しい。

Polepole の精神は愛すべき文化・・・
と思うよりないのだけれど。


未だに多くのスタッフに
「日本はどうだ?」
「家族は元気か?」
など、声をかけられる。

任地のケニア人達にとって、
私を通して見る日本は
『遠くて近い国』
なんだろうなと不思議な気持ちになる。