2013年11月30日土曜日

千寿会

年内の千寿会も残り僅か。

千寿先生はフランスで行われている、
パリ名人戦のオブザーバーとして出張中。

留守を預かるこの日の指導碁は
釼持八段と熊六段。

大盤解説では本日の指導碁から。

良い手も悪い手も、印象に残る解説。

パリ名人戦 の結果もネット上で見れるようです。



2013年11月28日木曜日

Moroccan Foods

モロッコらしい食べ物。

フェズでは邸宅レストランでのランチ。
天井の装飾もポップ。

寝室だったと思われる部屋も
個室風にアレンジ。


陶器の町らしく、食器も統一されている。

野菜沢山の前菜。
マイルドな味付け。

チキンと野菜のクスクス。
大胆に具が乗ってます。

デザートはみかんとバナナ。

トドラ渓谷でのランチ。
絶壁の真下に作られたレストラン「ヤスミナ」

等間隔に切るつもりはないらしいパン。

やはり前菜は野菜沢山。

濃い目のミントティー。
これでもかと入っているミント。

タジン登場。
料理用のタジンは地味目。

キョフテタジンという、肉団子のタジン。
タマゴも入っていて優しい味。

デザートはプリン。
この独特の形も面白い。

ティシュカ峠でのランチ。

ベルベルスープは店員さんがサーブしてくれた。

高い所から注がれるミントティー。
この泡が大切らいい。

主催のケバブと野菜。
米もサラダ的に給仕される。
ケバブはチキンとラム。

マラケシュでのディナー。
地元の楽器での生演奏を聞きながら食事。

チキンのタジン。
オリーブと塩でのシンプルな味付け。


マラケシュでのランチ。
ちょっと洒落たレストラン。

店内には竃。

お店のディスプレイは銅の鍋。

モロッコはフランスの植民地だったので、
バゲットも美味しいし。

野菜たっぷりの前菜。

1人分ずつのタジン。
カウンターの奥の竃で調理された。

モロッコでの初めての魚料理、イワシのタジン。

食後にはアイスケーキ。

香辛料がガツンと利いている料理を想像していたが、
予想以上にシンプルだったり優しい味付けで
食べやすい食事が多かった。

2013年11月27日水曜日

Mosquee Hassan Ⅱ

モロッコ最大級、
世界でも5番目に大きいといわれている
ハッサン2世モスク。

前国王ハッサン2世の発案で建設され、
1993年に完成した。
8万人もの人が礼拝できる。

コーラン学校や図書館、博物館、
カフェが併設されている。
その全てが税金と寄付金で建てられたそうだ。

3300人の職人が集められ、
伝統的手法で作られたという素晴らしい装飾。

モスクの中は入場できないが、
扉が開いていたので少しだけ覗かせて頂く。

礼拝の時間意外は、
多くの人々の憩いの場ともなっている。

夕暮れ時は地元のカップルの
デートスポットなのだそうだが、
家族連れも多い。

夕日を受けてオレンジ色に染まるモスク。
神々しい空気に包まれる。

大西洋に突き出たモスクからの日没。

イスラム教徒でなくても、
祈りたくなるような場所とシチュエーション。

この場所にモスク建立を思い立ったハッサン2世も、
荘厳で緻密なモスクを造り上げた職人達も素晴らしい。

2013年11月26日火曜日

Le Palais Bahia

19世紀末、アラウィー朝ハッサン1世の
宰相、アリ=バハメットの私邸として建造。

漆喰細工、ゼリージュ、木工彫刻など、
細部にいたるまで美しい。

一般開放されていない部屋もあり、
時折、王族が宿泊しているという、現役の宮殿。

日差しの強い日中も、
敷地内はひんやりしている。

夏は涼しく、冬暖かく過ごすための工夫が
随所に施されているそうだ。

会議室として使われていた広間。

採光窓も一切の抜かりなく
装飾が施されている。

宮殿の完成までに14年の年月をかけたのも
納得できる緻密さ。

イスラム圏の一夫多妻の様子を垣間見れる
4人の妃と24人の妾が過ごしたハレム。

2番目の妃を一番気に入っていて、
宮殿名のバヒアとは、その妃の名。

現国王の治世から、
モロッコでは一夫多妻制から
一夫一婦制に代わった。

一夫多妻制の時は男児を生んだ夫人が
他の夫人よりも優遇されていたとも聞く。

ゼリージュと呼ばれるタイル装飾。
職人による手作業で作られる、このゼリージュは
モロッコのものが一番装飾が細かくて美しいといわれている。

一番奥の部屋は、家主の寝室だとか。

他の居住空間よりも一段と明るく
美しい天井彫刻。

観光地として人気の場所なのだそうだが、
早朝は静かに室内を見学できる。

色彩豊かで独特な文様も多く、
どの模様も見ていて飽きる事はない。