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2013年11月23日土曜日

Medersa Bouinania

美しい彫刻を施された門をくぐると、
14世紀にマリーン朝のアブー=イナーン王が
創建したブーイナニア神学校。

建物表面に施されたモザイク、漆喰、
アトラス杉の装飾はどれも緻密。

以前はモスクとしても使用されていたが、
現在は観光客にも公開されている。

神学校では男女が別々に
コーランなどについて学んでいたそう。

ステンドグラスの美しいこの部屋は
女学生の学び舎だったとか。

高い天井に祈りの声が響く様子は
さぞ荘厳だったに違いない。



2012年2月19日日曜日

事務仕事



ロンゴには聾唖者の学校が
primary、secondary、孤児の学校といろいろある。

secondary から大学への申込書に
健康状況に関する記述欄があり、
DASCO が休日返上で書類作成に追われていた。

"Hearing impaired"

という一言が、どのくらい生徒達の将来に
影響を及ぼすのか見当もつかない。
申込書の写真だけ見ていたら、
普通の学生達なのに。



書類作成を手伝いながら、
いろいろな情報交換を行う。

その合間にも、沢山の人がDASCOを訪れ、
お悔やみを伝えたり、励ましたりしていた。


ルオ族の習慣として、
ご主人が亡くなると、その奥さんが
ご主人の兄弟に嫁ぐといったものがある。

今後の人生プランについて、
どうするのか尋ねてみた。


彼女いわく。

言われているような習慣はmustではなく、
自分の意思で決められるものだから、
自分は1人でこの先、生きていく。

大きなチャレンジがあるとすれば、
収入が減るなかで、3人の子供達の学費を
払い続けて卒業させることだと思う。

主人とは20年連れ添って、今更、
新しい人との人生をスタートさせようとは思わない。

幸いな事に、自分には仕事があるから、
健康でいる限り働いて、
嫌な事も悲しい事も考えないようにして、
今は前を向いて進んで行きたい。


沢山の人が彼女に声を掛け励まそうとするからか、
強くあらねばならない・・・と、
無理をしている気がして、少し心配。

2012年1月20日金曜日

出張講座 in KWSTI



ケニア野生動物公社の訓練学校(KWSTI)にて、
2度目の出張講座。

今回も、異職種隊員による
・エイズ講座
・ツアーガイド養成講座
の2本立て。

とは言っても、野生動物公社なので、
メインは動物やガイドの仕事についての講座で、
エイズ講座はオマケ。



前半はスライドトーク。

実はこの生徒達は、
母親が来た時にも一度会っていた。

そのせいか、
お互いに緊張せずに講座を始められた。

質問も学生らしいものから
答えにくい話題まで多岐にわたる。



スライドトークの後に、
水の交換の実験を行い
HIV感染がいかに拡大するかを体験。



もちろん、実験のように
世の中はシンプルではないけれど、
生徒にはそれなりに印象的だった様子。


後半。
同期隊員の講座。



サファリガイドの経験から得られた知識、
動物の習性、ガイドに日本人が望む事etc
盛り沢山の2時間講義。



途中、日本語で動物について説明させたり、
見学に来ていた他の日本人ボランティアに質問させたり、
生徒達にとっても充実した時間だったと推測。
文字がびっしりと書いてあるノートに生徒達の気合が伺える。



真剣に聴講している日本人ボランティア。

生徒達の動物説明のポイントが
とても新鮮だった様子。


講座後、
KWSTIの敷地内からナイバシャ湖を
見下ろせるとあって、散策。



夕日は雲に隠れてしまったけれど、
贅沢な眺め。

インパラやシマウマが敷地内を闊歩し、
夜にはハイエナの鳴き声が聞こえる・・・
まるで国立公園の中みたいだ。



そして、集まった日本人ボランティアで
夕食のビュッフェも頂いた。
黒ウガリが並んでいる事に驚く。


ここで野生動物について学べる学生は
本当に恵まれているとつくづく思う。

2011年12月3日土曜日

WAD 出張講座②



世界エイズデー出張講座、
第2弾は更生院にて。

更生院では、エイズ講座を前半に。
子供向けの動物講座を後半に。

3ヶ月ごとに入れ替わる更生院の子供達。
何度か訪れた施設ではあるが、
毎回子供達の反応が違う。

簡単なリマインドの後、
HIV感染経路のリスク分けを
子供達自身に取り組んでもらう。



子供達だけだと、
なかなか話し合いが進まないものの、
リスク順の並べ替えを行えている
グループに発表してもらう。



子供同士の発表にも
きちんと耳を傾ける子供達。

エイズ教育は性教育に繋がるため、
子供からの質問も時に鋭い。
1時間強の短い講座だったが、
機会と子供達の興味があれば、
1日かけたWSも行いたいと思った。


後半。
サファリガイドだった同期の
『Twende Safari』 動物講座。

プロジェクター設置準備の段階で、
子供達の興味は完全にこちら。



みんな静かに画面を見つめていて、
ひたすら集中・・・。

更生院配属の同期も、
「子供らホンマに集中しよった・・・」

その反動か、
午前中で全てのプログラムが終わったにも関らず、



疲れと空腹のためか、
みんなグッタリ。



子供達のランチはギゼリ。
トウモロコシと小豆を塩で煮込んだ
ケニアのキクユ族の伝統料理。

この更生院のギゼリを、
我々もご馳走に。
美味しく頂いた。

2011年11月18日金曜日

同期訪問



ナイバシャで活動する同期を
親と共に訪問。

日本語教師として、
KWS training insutitute で学ぶ
観光コースの学生に日本語を教えている。

生徒達とのフリートークに
大はしゃぎで参加する親。



習ったばかりの動詞や形容詞を駆使して
沢山の質問を投げかける生徒達。

「日本語は面白い」

と思ってくれている生徒が多かった。

なかなか他の隊員の活動を見る機会がないので、
親共々よい経験になった。

日本人の訪問が生徒達にも刺激になりますように。

2011年11月4日金曜日

Buyangu primary school



ケニアの学校教育は
primary school 8年
secondary school 4年
の計12年。

primary 最終学年 class 8 の学生達は
全国統一試験を受ける。

その成績によって、
進学できる secondary が決まる。

試験を直前に控えた卒業生の
壮行会のような催しにご招待頂いた。

何か催し物がある時は、
バナナの木を道の両側に植えて、
地域の人々に告知。

部族によって使う植物が違うようだが、
知らなければ通り過ぎてしまいそう。

学校の近くにある
コミュニティーのホールにて。



class 8 の生徒とその保護者達、
コミュニティーの人々が会場に。



この日の主役達。



来賓として招かれた、
専門学校の学長や、大学の先生方。



周りの反応から、それぞれのスピーチが
個性的だったと思われるが、
部族語のため、内容は分からない。

5時間にもおよぶ式典が終わり、
食事が提供され、一段落。



生徒達の表情も和む。

2011年9月7日水曜日

Matumaini



Save the children centre。
Matumaini はスワヒリ語で『希望』

孤児になった子供達の保護や、
スラムで生活するママたちの職業訓練を行う
日本人が運営するNGO。

今回は、そのフェルト小物を見せて頂く。



製作工程は全て手作り。



フェルト人形の形作りは経験が豊かな fundi の仕事。



フェルトを薄くのばす根気の要る作業。
みんな黙々と手先を動かす。



出来上がった作品。
フェルト人形は柔らかな曲線のせいか、
温かみのある存在。

別室ではフェルトのストラップやアクセサリーも。



赤道直下のケニアで、フェルト細工・・・
ということに最初は違和感があったものの。

何よりフェルトで作られる素朴な商品の数々に
いつの間にか引き込まれていた。


この施設では、隊員の要請を出しているそう。
どんな形で協力隊が関るのかは分からないが、
いつか後輩隊次が活動するかと思うと、
なんだか楽しみでもある。

2011年7月26日火曜日

孤児院



孤児院が開院して約1年、
子供達が勉強をするようになって数ヶ月とのこと。

土壁のまだ新しい教室は、
ひんやりとした空気を含みながらも
温かみを感じるから不思議だ。


突然の訪問者に戸惑う子供達。



肌の色の違う訪問者になれていないと見えて
皆一様に表情が硬い。


それでも先生に促されて、ポエムを披露することに。



パフォーマンスの間は少し表情が和らぐ。

孤児院という環境のせいか、表情のない子や
反応の薄い子が多かったのが気になる。

一言で言うなれば、子供らしさがない。


訪問終了後、
たまたま孤児院の前に屯していた
子供達にカメラを向けた。



好奇心いっぱいの瞳や、はにかんだ笑顔。
ゲート1つ挟んだだけで、こんなにも違う子供達。
何がそうさせるのか気になる訪問だった。

Nyambeche



電気も水道も医療施設もない村、Nyambeche へ。

今回のJICA調整員同行は、この村の視察がメイン。

村のチーフ宅で人が集まるのを待つ間も、
長閑な空気が漂う。


到着した時間が昼時だったためか、
食事をご馳走に。



どれも美味しい料理。

庭に放し飼いにされている犬や鶏も
この時ばかりは人の周りに群がって、お零れに与る。

食事が終了し、
集まるべき人が集まったところで、
村の紹介や生活のうえでの問題点について言及。



天気がいいので、木陰にて。

確かに田舎ではあるが、
本当に気持ちの良い場所。


その後は、村に唯一ある公共施設である小学校へ。



試験期間も終わってか、子供達の姿はまばら。
空の教室もあった。

教員を含め、このエリアで起こっていること、
子供達がどのような状況にあるかなど、簡単な紹介が。

primary のクラス5以上になると、
女子生徒の通学数が減ってくることも話題に。

原因の1つは妊娠。



この学校から secondary に進める生徒は多くはなく、
殆どの子供は進学という選択肢を持っていない。

それでも時々、奨学金を貰って進学できる子がいることが、
教員にとっても、子供達にとっても希望なのだそうだ。

村人にとっての必要としている施設の
優先順位は医療施設ではあるけれど、
教員の中には secondary school こそをと思う人もいる。



Nyanbeche に来ると、
長閑な生活環境ながら人々の言葉に熱意がこもっていて、
自分の立ち位置について考えさせられる。

2011年6月8日水曜日

学校訪問



同任地隊員の配属先を訪問。

隊員はコンピューター技術として配属されているが、
構内には自動車整備、洋裁、調理等々様々な学科があるそう。



HIV/AIDSに関わる教育活動をさせてもらえるか、
代表者と話し合いに伺ったのが今回の目的。

主要幹線道路から少し離れた場所だが、
こんな大きな学校があるとは想像していなかった。

開校されてから間もないのか、
校舎も新しくて綺麗。
現在建築中の校舎もあって、これから更に大きくなる様子。



PCルームはというと、
これもきちんと整理されたPC台に整然と並ぶPC。



同期の中にも secondary 配属の PC 隊員がいたけれど、
機器の充実度が全然違うのではないかと思った。
ずらりと並ぶPCに正直驚く。

生徒達に日本語講座もしているらしく、
「こんにちわ」
と、はにかみながら挨拶をしてくれた子が何人か。
挨拶を返すと、キャッキャしてる様子が微笑ましい。

学校隊員はこういうところがいいなぁと思う。


それから図書館。



書籍数がどのくらいあるか分からないが、
沢山の学生が勉強したり本の借り出しをしたり、
とにかく賑わっていた。



まだ授業する為の部屋が足りていないのか、
青空教室も多かった。

むしろ、こちらの方が見慣れていて落ち着く。
それでも、多くの primary や secondary と違って、
板書できる黒板があったりと、設備の充実度はやはり感じられる。

HIV/AIDS教育に前向きなコメントを貰えたが、
それなりに学校側のリクエストにも応えなければならない。
どんなWSを作るかDASCOと相談しよう。



それにしても、長閑な風景。

ふと、日本の田園風景を彷彿とさせられて、
懐かしいような気持ちになる。