2011年7月26日火曜日

Nyambeche



電気も水道も医療施設もない村、Nyambeche へ。

今回のJICA調整員同行は、この村の視察がメイン。

村のチーフ宅で人が集まるのを待つ間も、
長閑な空気が漂う。


到着した時間が昼時だったためか、
食事をご馳走に。



どれも美味しい料理。

庭に放し飼いにされている犬や鶏も
この時ばかりは人の周りに群がって、お零れに与る。

食事が終了し、
集まるべき人が集まったところで、
村の紹介や生活のうえでの問題点について言及。



天気がいいので、木陰にて。

確かに田舎ではあるが、
本当に気持ちの良い場所。


その後は、村に唯一ある公共施設である小学校へ。



試験期間も終わってか、子供達の姿はまばら。
空の教室もあった。

教員を含め、このエリアで起こっていること、
子供達がどのような状況にあるかなど、簡単な紹介が。

primary のクラス5以上になると、
女子生徒の通学数が減ってくることも話題に。

原因の1つは妊娠。



この学校から secondary に進める生徒は多くはなく、
殆どの子供は進学という選択肢を持っていない。

それでも時々、奨学金を貰って進学できる子がいることが、
教員にとっても、子供達にとっても希望なのだそうだ。

村人にとっての必要としている施設の
優先順位は医療施設ではあるけれど、
教員の中には secondary school こそをと思う人もいる。



Nyanbeche に来ると、
長閑な生活環境ながら人々の言葉に熱意がこもっていて、
自分の立ち位置について考えさせられる。

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