2012年2月19日日曜日

事務仕事



ロンゴには聾唖者の学校が
primary、secondary、孤児の学校といろいろある。

secondary から大学への申込書に
健康状況に関する記述欄があり、
DASCO が休日返上で書類作成に追われていた。

"Hearing impaired"

という一言が、どのくらい生徒達の将来に
影響を及ぼすのか見当もつかない。
申込書の写真だけ見ていたら、
普通の学生達なのに。



書類作成を手伝いながら、
いろいろな情報交換を行う。

その合間にも、沢山の人がDASCOを訪れ、
お悔やみを伝えたり、励ましたりしていた。


ルオ族の習慣として、
ご主人が亡くなると、その奥さんが
ご主人の兄弟に嫁ぐといったものがある。

今後の人生プランについて、
どうするのか尋ねてみた。


彼女いわく。

言われているような習慣はmustではなく、
自分の意思で決められるものだから、
自分は1人でこの先、生きていく。

大きなチャレンジがあるとすれば、
収入が減るなかで、3人の子供達の学費を
払い続けて卒業させることだと思う。

主人とは20年連れ添って、今更、
新しい人との人生をスタートさせようとは思わない。

幸いな事に、自分には仕事があるから、
健康でいる限り働いて、
嫌な事も悲しい事も考えないようにして、
今は前を向いて進んで行きたい。


沢山の人が彼女に声を掛け励まそうとするからか、
強くあらねばならない・・・と、
無理をしている気がして、少し心配。

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