森散策。
地元の子供達とすれ違うと、
子供達は興味津々で
「How are you?」
と、声を掛けてくる。
そんな穏やかな散策路の途中、
茂みの中でカサカサと音がするのに
友人が気付いた・・・。
蛇だ。
しかも、相当大きい。
それも、毒蛇・・・。
動作が他の蛇に比べてゆっくりだという理由から、
道に引っ張り出す事に。
クサリヘビの仲間で、
ガブーンバイパーだ。
牙は大きい個体で5cmくらいあるらしく、
蛇類の中で最大の毒牙だそうだ。
そこから注入された毒によって
噛まれた部分から徐々に壊死していくとか。
ガブーンバイパーはその場では食事をせず、
弱って動けなくなった頃に、
匂いを辿って近付き、徐々に食すそう。
鱗の模様がケニアの国旗みたいで、とてもキレイだし、
触った感触は予想以上に柔らかかった。
体をバネのように縮めて力をためて
獲物に飛び掛るということで、
尻尾を掴んでいれば襲われないはずだ・・・
という仮定のもと、尻尾をちょっぴりつまむ。
茂みから引っ張り出されて相当怒ってたと思われたが、
ひとしきり撮影が済んで棒でつついたら
静かに森に帰っていった。
以前、博物館で飼育されている個体を
見せてもらった事はあるが、
まさか自然界で遭遇するとは思っていなかった。
カカメガの森の中も乾季で雨が1ヶ月以上降らず、
森中が乾燥していたので発見できたが、
雨季のしっとりした森では
音も立てずに移動するだろうから
遭遇するのは難しいことだと思う。
貴重な出会いだった。
怖いけどちょっと見てみたかったな。
返信削除もっちー
返信削除是非、見て欲しかったな。
そして、触り心地も・・・
巨匠も初めて野生のガブーンとの遭遇で、
相当テンション上がっていましたよー。