2011年1月19日水曜日

PMTCT free zone


MDGs の1つである、
『HIV/AIDSの蔓延を2015年までに食い止め、その後減少させる』
というターゲット達成の為の動き。

ケニアの人口:38.6 million
妊婦    : 1.5 million
HIV+ve 妊婦:   106,500(7.1%)

HIV の母子感染を予防し、
2015年までに5%まで低下させることを目標に、

・1st phase
Taking stock based data
PMTCT formative reseach

・2nd phase
Pilot in 5 districts
(Nakuru,Nandi,Kisumu,Rongo,Siaya)

・3rd phase
Roll out phase to their districts with in the pilot provide

という工程で行われることになり、
現在 2nd phase の段階。

Rongo が Pilot district の1つである理由として、
・依然高いHIV陽性率
・高乳児死亡率
・医療機関での出産率の低さ
などが考えられる。

保健衛生省のデータ上、
Rongo を含む Nyanza 州では、
5歳以下の幼児が90分に1人なくなると計算されている。

ただし、問題も山積で、
少ない保健医療スタッフで
日常の医療業務をこなしながら
妊婦・出産後の女性のケアやサービスの提供、
乳幼児のケア・予防接種等々、
全ての事ができるとは到底考えられないのが現状。

また、該当する医療スタッフへのトレーニングも
不十分な状態で 2nd phase が始まっている。

日々誕生する新しい命が HIV に暴露されることなく、
健やかに成長する環境を速やかに整え、
医療サービスへのアクセスを改善する努力が必要だと、
県の医療従事者が認識する所から始めなくてはいけない。

人々の意識変容が、この国では一番難しい。

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