2009年11月30日月曜日
2009年11月28日土曜日
2009年11月26日木曜日
2009年11月24日火曜日
2009年11月21日土曜日
対策研修②
8日間の研修終了。
研修プログラムそのものも、よく練られている有意義な講義ばかりでした。
6~8日目の振り返りから。
具体的な途上国でのエイズの取り組み1・2
・途上国コミュニティでのプログラム立案に参加するワーク
・活動を立案するための、途上国の現場のイメージ化を図る
・包括的な支援が必要とされるアフリカのエイズプロジェクト
・途上国におけるHIV陽性者グループ活動と地域活動(タイ)
・在日外国人におけるHIV診療の現状とVCTの取り組み
・中・南米のエイズ活動の事例
具体的なエイズの取り組みと手法
・途上国におけるエイズプログラムの立案ワーク
・対エイズ教育手法の紹介と実践
日本人に対する固定観念、受け入れ側が持つだろう
合理的な期待について自覚する。
先の展望が見えなくても、なんとかやり過ごしていく
忍耐力・鈍感力の必要性。
関連する人々に対して、その能力・人格・性格に対応しながら
コミュニケーションのチャンネルを結んでいく力の構築。
普段から『自分にとっての課題』を発見するスキルを磨く。
5S
整理・整頓・清潔・清掃・躾
その場にある人材・資源を使うことから考える。
支援者と受益者の境界線が明確でない可能性。
地域住民の生活ペースを最優先に、できる限り同じ目線で観察する。
性教育は健康教育の一環であるという認識を国家レベルで考えられるか。
ブラジルと日本での性教育に対するスタンスの違いから学ぶ事。
リアリティのない教育は問題の解決に繋がるのか。
日本における命の格差に目を向ける。
・言葉の不自由さ
・経済的な課題
・疾患に対する認識の違いや習慣
・支持的な社会環境の不足
社会におけるマイノリティの人々の医療アクセスを促すために、
医療機関にかかりやすい環境作りが必要。
かつ自尊心を育てる。
・・・自分に価値があると思うためには、
自分自身を大切にする事から・・・
知識があるということと、
行動に移すということの間には大きな壁がある。
この壁をどうやって乗り越えるのか、
当事者意識を持ってもらえるのかどうか、
行動変容のために、いかに情緒に訴えるのか。
日本において日本人として受けた教育が、
アフリカのコミュニティにおける対策の上で
「何かの役に立つはずだ」という信念を持つこと。
2009年11月17日火曜日
祈り
対策研修①
研修3~5日目の
ふりかえりから
研修トピックス
HIVの感染リスクと自己の態度や意識への気づき
・「性に対する自己の態度や意識への気づき」とリスクアセスメントワーク
・手記を読むワークショップ
・SexualityとAIDs
陽性者と支えあうコミュニティ
・ピアプログラムの取り組み
・情報管理・プライバシーの権利についてのグループワーク
・貧困とSexwork
・AIDsについてのグローバルな人権ガイドライン
グローバルスタンダードとしての人権
・文化の独自性と自己決定権
~AIDs予防・啓発で性に関する宗教や文化的な規範をどう考えるか
・異文化でのストレスマネジメント
・支援について考えるワーク
Sexuality は文化・社会によって大きく異なる。
それぞれの思い込みや偏見が最も表れるテーマ故に
自己のsexuality感を確認する必要がある。
又、先入観をもとに、多くの人が「知ったつもり」になっているので、
自分の知識を省察・検証すること。
自分の問題としての自己受容・他者受容・トラブル回避。
○性別に関る構成要素。
解剖学的性別、法的・社会的性別、性自認(gender・identity)、パフォーマンス。必ずしも性自認とパフォーマンスが一致するとは限らない。
○性指向に関る構成要素。
欲望・性行為・identity
Peer Group Meeting 陽性者の立場から
「ウイルスによって人格が変わるわけではなく、
周りの環境がレッテルを貼る。
他の陽性者に対して、HIV陽性という立場を共感できる存在が
『すぐ隣にいる』というメッセージを伝えることに意味がある」
配慮されるべき具体的人権、自由権・社会権
Sexworker にとっての Sexual health についての考察。
健康とは『身体的・心理的・社会的・精神的に良好な状態』
gender bias による性規範にある「性の役割」「性格・情緒」「身体・装い」は時代、地域・文化によって変動する。
マジョリティの規範に適合する人には、
マイノリティの価値観・生き方を想像しずらい。
このことが偏見・差別を引き起こす可能性がある。
自分のメンタルヘルスの状態に目を向ける。
海外・異文化におけるストレスへの準備性を高める。
ケア活動において、対象者のストレスを理解する。
以上3点によりストレスマネジメントの必要性を考える。
Stressor として物理的刺激(不快な五感体験)、心理的刺激(葛藤場面、不安・緊張場面)、体験(ライフイベント、トラウマ体験)を客観的に認識する。
サポートの種類
「道具的サポート」:直接的なもの、情報提供型のもの。
「社会情緒的サポート」:情緒的なもの、認知への働きかけ。
どんな文化の中で、どんな価値観・性規範の中で生活しているかに目を向けると供に、自分自身がどう生きるかを考える。
2009年11月14日土曜日
配慮研修
技術補完研修から
研修トピックス
・AIDs史 ~性と社会~
・日本のAIDs対策について
(保険所の取り組み)
・世界における感染症
・AIDsの基礎知識、
感染予防、治療について
・AIDsをめぐる世界の動き
・AIDsの社会的背景、
治療アクセス等
先進諸国にとって、HIV感染症はすでにコントロール可能な慢性疾患の位置付けではあるけれども、未だ完治には至らない。
依然HIV陽性率の高いサブサハラ、南・東南アジアに加えて、東欧・中央アジアの感染率上昇が注目されている。
HIV/AIDs感染症の蔓延は由々しき問題ではあるけれども、それらを含む全ての性感染症への対策が効果的であって、特に梅毒、クラミジアなどの治療を優先させる事でHIV感染のリスク低下に繋がるとも言われている。
先進諸国が発展途上国を援助する理由として、人道的見地から、相互依存関係から、環境保全の観点からの3点が考えられる。
サブサハラにおける死因上位10位までのうちのHIV/AIDs、肺炎、マラリア、下痢、結核の5つが解決すると、死亡人口の半分の命が救われる。
人間は差別をする動物である。偏見を恥と思ってはいけない。自分の価値観は属する社会・環境を反映しているのであって、個人の責任ではない。それよりも、自分自身は差別をする存在だと認識する事が大切なのである。
2009年11月13日金曜日
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2009年11月5日木曜日
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