個人の経営している孤児院を訪問。
約90人中、
35人の子供は両親ともいない孤児。
25人は片親。
16人はHIV+ve。
この孤児院のある地域は、
シュガーベルトと呼ばれ、サトウキビの生産地域。
労働者人口が多い反面、HIV陽性率も高い。
ここにいる子供の保護者となるべき大人達は、
AIDS発症のため収入もなく、
生活をすることも困難な状況とのこと。
孤児院とは言いながらも、子供達の宿舎はなく
子供達は Foster parent と暮らしながら、
教育を受けに、この施設にやって来る。
水も電気ももちろんなく(水は雨水頼り)
校舎・制服・食事はNGOなどの支援によって賄われ、
具体的な収入向上活動は行えていない。
それでも子供達は、
学べること、友人と遊べること、
時々やって来るお客さんがお菓子を持ってること、
そんなささやかに見える事を、本当に喜んでいる。
「ケニアの将来は子供達の中にあるから・・・」
子供達への教育の必要性を、村人達に語る
ダイレクターの言葉は力強い。
子供達に未来が託されるのは、
ケニアも日本も同じだ…。
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