DASCOのオフィスに積まれてるダンボールの山。
あまりにも無造作に放置されていたので、
無意識に視界に入れていなかった。
今日たまたま近くを通過した時に、
箱が空いていたことに気がついた。
何が入っているのかと覗いてみると
なんと医薬品。
それも、HIV陽性の患者さんが服用する薬である。
こんな杜撰な管理状況で良いわけがない・・・が、
肝心のDASCOは meeting に次ぐ meeting で
この状況を把握しているかも分からない。
援助物資が至る所から入ってくるため、
援助慣れしてしまっているケニア人は
貰い物を大事にしない。
それは、医薬品とて例外ではない。
HIV関連の医薬品は全て無料で配布されている。
まだ使用期限内にも関わらず、
このような取り扱いをしていることに
腹立たしさを感じながらも無人のオフィスを出て薬剤部へ。
投薬する部屋の隣で薬詰めの最中の2人。
この国での薬剤管理や在庫管理は本当に困難で、
医療スタッフ内での横流しなんかも多々ある。
「最近薬剤部を避けてる?
全然ここにいないじゃない・・・」
なんて言われてしまったが、
問題が沢山見えてしまう分、居心地が良くないのも確か。
遠出しっぱなしで、病院にいなかったのも一因だけれども。
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