2011年6月12日日曜日

ナイロビ再び



3週続けて、週末は上京。

珍しく、冷たい雨の降るナイロビにて。

標高が1700mもあると、
赤道直下とはいえ涼しい。

さらに、雨の日は肌寒くさえなる。

ナイロビ滞在で体調を崩す隊員がこの時期多いのは
任地との気温差や環境に寄るのだろう。


久しぶりのエチオピア料理。

独特の香辛料を苦手とする人も少なくないが、
ケニアにはない奥深い味わいは
時々恋しくなる料理の1つである。

2011年6月11日土曜日

薬剤部にて

今日は久しぶりに病院の薬剤部へ。

1年前の今頃も、
こうして薬剤部で投薬補助をしながら、
多くの患者さんと接する機会を作らせて頂いた。

スタッフにそれほど大きな変更もないけれど、
今年になって女性が何人か薬剤部に常駐している。



彼女もその1人。
この日は、FACESというNGOのスタッフが
weekly meeting のため薬剤部も人手不足。
1人で業務を行っていた。

聞けば、ボランティアで働いていて、
雇われている訳ではないらしく、
学校卒業後、一度ロンゴで働き、
復学を経て、再度ロンゴに戻ってきたそうだ。

薬剤師ではなく薬剤技術者?と言って、
薬剤師とは違う立場にいるようで
学校を卒業しても就職できるとは限らないらしい。

多くはボランティアをしながら仕事を探すことになるのだとか。



作業しながら、
彼女自身のことに耳を傾ける。

この地域一帯はルオ族が住んでいるが
彼女はルイヤ族出身で、ご主人がルオ族。

現在単身でナイロビに住んでいるご主人が、
彼女の生活のサポートをしているものの、
最近になって、複数の奥さんを持ちたい…
といった雰囲気を漂わしているとのこと。

ルオ族は確かに、一夫多妻の習慣があり認められている。
一方で、ルイヤはほぼ一夫一妻制で、稀に複数妻帯者がいるそうだ。

彼女としては、
ご主人を他の女性と共有することに随分抵抗があり、
他の女性と結婚するなら別れる決心をしているようだ。

部族による習慣の違いは本当に様々だけれども、
こんな時、多くの人はどのように解決していくのだろう・・・
女性の地位が低いルオ社会の中で、
彼女の居場所がなくならないことを願いつつ。

2011年6月10日金曜日

Kanga

ケニアだけでなく、タンザニア・ウガンダなどの
東アフリカ全体で流通している。

民族衣装として、女性が腰巻などに使っていた布、カンガ。



特にスワヒリ世界では、女性たちが自分の気持ちを
カンガに書かれた言葉に託して相手に伝えていたそう。

敷物に使ったり、服を作ったり、風呂敷代わりになったりと、
使い勝手がいいこともあって、
気に入った柄があると購入する事が多い。

任地では、なかなか面白い柄のカンガを
見つけることはできないが、
時々ひょんな所で出会ったりするものだ。

今日、購入したカンガも、そんな1枚。

マラリア撲滅イベント



毎年この時期恒例のようですが、
マラリア撲滅の為の殺虫剤散布期間が
今年も近づいてきた。

Community Health Worker が
各家庭に殺虫剤をスプレーしてまわるわけだが、
散布中、ちゃんとマスクや手袋をしているのか等々
気になることがなくもない。

が、ここはケニア。
多分、散布側への健康被害なんて考慮されない。

でも、この殺虫剤散布を始めると、
翌月からマラリア罹患率が減っていくから、
蚊の駆除には役立っているはず。

昨年もスプレーの内訳を聞いたが、
「蚊を殺すんだ」
くらいの認識しかされていない。

一体何が入っているのか、
個人的には大変興味あるところだけど。

2011年6月9日木曜日

台帳



先日のHAPAによると、
新しい台帳が順次配られるとか。

この写真の台帳ではなかったと思うが、
ケニアでは台帳がやたら多い。

なぜそんなに沢山の台帳に記入するのか、
記入した情報をどう分析するのか、
そんなことを記入者も考えたこともないようで、
「文化」として、この効率の悪い作業を続けている。

せめて、A4サイズなら整理もしやすいものの、
台帳はA3。
これが狭い診療施設を圧迫しているのだが、
政府から支給され、全国で同じものが使われているとなると
改善のしようがあまりなさそう。

一方で、都市部ではIT化が進み、
データのコンピューター入力が始まっているとか。

県内の更に田舎にある医療施設には、
電気さえ通っていないのに。

地方と都市のギャップがあまりにも大きい。

2011年6月8日水曜日

世界アマ



第32回世界アマチュア囲碁選手権戦が、
松江開府400年で沸く島根県松江市の島根県民会館にて行われた。

http://www.nihonkiin.or.jp/amakisen/worldama/32/index.html

今年は世界57ヵ国・地域から57人の選手が参加し、
4日間にわたって熱戦を繰り広げたと。

今大会で4位入賞を果たしたフランス代表の18歳の少年は、
実は10年前、日本訪問をした子だった。

当時、小・中学校、高校のそれぞれのチャンピオンを
日本に招待し、日本棋院の院生と対局させたり、
沢山のプロ棋士の指導を受ける機会を与えたりといった
プロジェクトが日仏財団の支援で行われていたのだ。

四ツ谷にあるパン屋さんで、
大きなパティスリーを口いっぱいに頬張っていた姿が
未だに印象に残っているけれど。

昔の面影を残しつつ、大きく成長した少年が
いまやフランスチャンピオンである。

そして、彼だけでなく次世代を担う
10代の選手達も奮闘したとか。

日本から届いた、久しぶりの嬉しいニュースだった。
そして、少年達に会いたかったなと思った。

学校訪問



同任地隊員の配属先を訪問。

隊員はコンピューター技術として配属されているが、
構内には自動車整備、洋裁、調理等々様々な学科があるそう。



HIV/AIDSに関わる教育活動をさせてもらえるか、
代表者と話し合いに伺ったのが今回の目的。

主要幹線道路から少し離れた場所だが、
こんな大きな学校があるとは想像していなかった。

開校されてから間もないのか、
校舎も新しくて綺麗。
現在建築中の校舎もあって、これから更に大きくなる様子。



PCルームはというと、
これもきちんと整理されたPC台に整然と並ぶPC。



同期の中にも secondary 配属の PC 隊員がいたけれど、
機器の充実度が全然違うのではないかと思った。
ずらりと並ぶPCに正直驚く。

生徒達に日本語講座もしているらしく、
「こんにちわ」
と、はにかみながら挨拶をしてくれた子が何人か。
挨拶を返すと、キャッキャしてる様子が微笑ましい。

学校隊員はこういうところがいいなぁと思う。


それから図書館。



書籍数がどのくらいあるか分からないが、
沢山の学生が勉強したり本の借り出しをしたり、
とにかく賑わっていた。



まだ授業する為の部屋が足りていないのか、
青空教室も多かった。

むしろ、こちらの方が見慣れていて落ち着く。
それでも、多くの primary や secondary と違って、
板書できる黒板があったりと、設備の充実度はやはり感じられる。

HIV/AIDS教育に前向きなコメントを貰えたが、
それなりに学校側のリクエストにも応えなければならない。
どんなWSを作るかDASCOと相談しよう。



それにしても、長閑な風景。

ふと、日本の田園風景を彷彿とさせられて、
懐かしいような気持ちになる。

2011年6月7日火曜日

草の根無償



配属先のオフィスにて。

朝の meeting 後のチャイタイム。
一仕事を終えた感いっぱいのオフィサーが、
渋い表情から笑顔に変わり、チャイを片手に雑談。

平和な時間。


活動先の1つである、NGO:WODERA を訪問。
field activity がある時は同行させてもらっている。

Global fund から援助を受けているものの、
3~5月はプロジェクトの狭間で財政難だったよう。
ドナー頼みの活動はいずれ破綻すると思うのだが、
WODERA の活動そのものは評価できる部分が多い。

新しい支援先をどうやって見つけるか、
どうやって小さなNGOを大きくしていくか、
そんな話し合いを代表とよくしている。

今回、外務省の草の根無償を紹介してみた。

 対象グループ
Any non-profit development organization
(1) Community-Based Organizations
(2) Local & International NGOs (Non-Governmental Organization)
(3) Local authority (Ex. City Council, District)
(4) Educational Institutions (ex. School management committee),
(5) Medical Institutions (ex. Hospital Management Committee)
(6) Research Institutions
 
 対象となる活動
- Construction / Renovation of buildings
- Supply of Equipment / Furniture

インフラ整備、施設の改築、医療機器や
機材・家具等のハード面の支援が行われている様子。

援助慣れしたケニアにおいて、
まず資金やものを提供しない状態で、
いかに人々の考え方・モノの見方を変えていくか

それが大切なことは重々承知しているものの、
無いところには何も無いのが現状。

この草の根無償、申請書は外務省に月40~50件入ってきて、
そこから次のステップに移れるのが5件程度。
ケニアで採択される年間の案件枠は9件とかなりの高倍率だが、
実際にきちんと計画書を出してくる団体は少ないため
可能性は少なくないとのこと。
特に、協力隊が関わっている場合、そして隊員が事業実施において
モニタリングに関る場合などは優遇されるということ。


水道も電気も医療施設も学校もない
県内の僻地にある小さな村に、
せめて医療施設を作りたい・・・
ゆくゆくは学校や農業も発展させたい・・・
そんな地道な活動をしている WODERA を
応援してみようかなと思う、今日この頃。

2011年6月6日月曜日

柿食えば・・・

任地に戻りました。

曇天で寒いナイロビとは打って変わって、
任地は太陽がジリジリと大地を焦がしています。


ナイロビ滞在中、
八百屋さんで柿を発見。



見つけたからには食べなくては・・・
と、恐る恐る食べてみたところ、
甘くて美味しい正真正銘の柿でした。

ここは季節感というものがない国ですが、
雨季には気温が下がります。
そういう意味では、今は秋なのかもしれません。

2011年6月5日日曜日

Maasai Ostrich Farm

ナイロビ郊外への遠足企画。
なんでも、ダチョウに乗れるとか。
ガイドブックにも殆ど情報が乗っていないのだが、
僅かな口コミと、Latitude 頼り。



途中、分岐点に気付かず遠回りをしたものの、
無事に目的地到着。

Maasai Ostrich Farm

Ostrich riding は14時からとのことで、
手順前後かとは思いつつも昼食から。



鶏・山羊と一緒にダチョウも焼いている。



ダチョウ肉は鶏肉よりも牛肉に近く、
タレを付けながら焼いていて、
ケニアで食べられる牛肉よりも断然旨い。


時間になって、riding 用のダチョウ登場。



実は体重制限があって、
70Kg 以下でないと乗せてくれないそう。



乗心地が良いかどうか感じる前に
riding が終わってしまった感があるが、
貴重な体験だったと思う。

ダチョウ肉と併せて、
機会があったらまたチャレンジしたい。