2010年5月19日水曜日
Nyanza 州の現実
HIV/AIDS に関しては
様々な leaflet が作られています。
とてもカラフルなものが多くて、日本のものよりも、
種類も内容も充実しているように感じます。
World Cup に合わせて、
6月11日から1ヶ月間、
ケニア全域でHIV検査の
キャンペーンも展開するようで、今日はそのための予算請求に関る資料作成を行いました。
ただ、物価の相場や必要物品について把握しているわけではないので、
本当にドンブリ勘定という言葉が似合う気がしました。
世界中からの資金提供や支援のおかげで
ケニアの HIV/AIDS 対策が成り立っている事実を
ひしひしと感じる今日この頃です。
ちなみに、感染率が依然高いニャンザ州の
人口に対する、昨年の感染率は14.9%
6~7人に1人はHIV+という計算になります。
そして、これはケニア全体のほぼ2倍。
日本の感染率は確か、0.03%くらいでしたっけ??
数字の大きさに唖然とするばかりです。
今日は様々な集計もしていたので、
最新の Rongo 情報から。
Rongo HIV/AIDS intervention info (2009,July-2010,March)
PMTCT HIV/AIDS prevalence 15.6% (16.5%)
VCT HIV/AIDS prevalence 20.3% (18%)
PITC (OPD) HIV/AIDS prevalence 17.7% (31%)
PITC (IPD) HIV/AIDS prevalence 29.2% (45%)
(カッコ内は昨年のデータ)
* PMTCT= Prevention of Mother To Child Transmission
* VCT = Voluntary Counselling and Testing
* PITC = Provider Initiated Testing and Counselling
* OPD = out patient(外来患者)
* IPD = in patient (入院患者)
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