ルオ族の王族の遺跡と言われている場所。
東アフリカにおける考古学的発見の中でも
もっとも重要と考えられている遺跡のひとつで、
建築技術の点ではジンバブエのものに譬えられるらしい。
ミゴリタウンから車をチャーターして
片道約1時間半。
水道も電気もない小さな村が点在するエリアに
その遺跡は存在している。
道行く人々も、
こんな場所までやってくる外国人に
不思議そうな表情。
石を積み上げた城壁によって、
外部からの敵の侵入を防いだようだ。
場所によっては、高さ3m、幅1.5m。
ローカルガイドの説明によると、
500年くらい前に作られ始め、
いくつかの部族に引き継がれながら
現在残っている形になったのだとか。
敷地内には、
当時の男性達がゲームをするのに使ったと言われる石や、
女性達が穀物を製粉しただろうと言われている石も。
写真はゲームとして使われたと思われるもの。
500年前から存在している割には
苔の感じや石の趣などが新しいように感じたものの、
主要幹線道路から随分離れた辺鄙な場所に
近頃のケニア人がわざわざ手間のかかる建築物を
作るとも考えにくい。
ビジターブックのページをめくると、
意外に日本人の訪問があった。
とはいってもニャンザ在住の隊員だったけれど。
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