2011年12月2日金曜日
WAD 出張講座①
世界エイズデーの12月1日は、
各地でもエイズ関連のイベントが行われた。
任地はポリオ騒動で、
エイズイベントの話し合いも行えなかった上に、
準備期間にかかるタイミングで親のケニア訪問、
公務上京が重なったので、
ナイロビ近郊の隊員の任地での啓発活動を行うことにした。
今回は環境教育活動をしている同期隊員の講座に
世界エイズデーにちなんで
エイズ講座をコラボさせてもらった企画。
マサイマラでケニア公認サファリガイドとして
働いていた同期隊員による、
『Impressive Safari』
その後、エイズ講座。
生徒達は全員、入学後に
HIV/AIDSについての講習を受けている。
今回はそのリマインドを含めたミニ講座を実施。
「水の交換」の実験を通じて、
un-safer sex の結果、どんなことが起こるのか
生徒達に疑似体験してもらった。
ケニアのHIV陽性率の国家平均は7,1%
この日のクラスには32人の生徒と日本人が3人。
ケニアの陽性率を考慮すると、
2~3人/35人の陽性者数であることを説明すると、
さすがに生徒に動揺が見られた。
2カップにだけ薬品を入れ、
「水の交換」を実施。
慎重に実験に取り組む生徒達。
指示していた回数より多くの
「交換」をした生徒もいたためか、
試薬を入れた時には殆どの生徒の水が変色。
自分は大丈夫だと思っていた生徒の中には、
変色した水を見て絶句している人も。
目で見て変化が分かりやすい実験は
その分、印象も強いと思うのだが、
どんな風に生徒達に受け止められたのだろう。
まじめに作業をしていた生徒。
欧州で昔から行われている方法で
標本作りをしているそう。
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