8時を過ぎて、ようやく明るくなるくらい、
冬のヨーロッパの朝は遅い。
先日の迷子に懲りず、漫ろ歩く。
霜が降りて、落葉がパリパリになっている。
キリキリとした空気に
身をシャキッとさせられるが、
柔らかなぬくもりを帯びた陽当たり。
陽に照らされてキラキラ輝いている様子を
写真に残すのは難しい。
出会えた一瞬一瞬の景色は
贈り物なのだと思う。
子供たちが連なって走っていた。
学校が近いのか?
陽が登ると張り詰めていた空気も緩み
長閑な時間に変わる。
教会前の前。
テントが建っていたので
ここでもクリスマスマーケットがあるのかも。
ここはフランスなのだが、
イギリスのクリスマス時期の伝統菓子、
ミンスパイを頂いた。
香辛料の利いた、不思議な味のパイ。
東方の三博士がイエス・キリストの誕生を
祝うために捧げた没薬がミンスパイの起源とか。
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