聖メアリー教会は創建当初、
オックスフォード大学の本部が置かれ、
会合や式典が行われていた場所だそうだ。
入り口部分は17世紀に手掛けられた。
13世紀に造られた最古の塔が現存するそうだが、
教会内の建築もなかなか年季が入っている。
正面のパイプオルガンは、オリジナルのものは
1947年の大火で消失したそう。
ミサの時間には大勢の人が
教会を訪れるのだろう。
2階からも、美しいステンドグラスが臨める。
ミサの時に使用するのか、
小さなクッションが置かれている。
62mの塔には登る事ができる。
15cmくらいの幅しかない階段は
日本人には問題なく昇降できるだろうが、
体格の良いヨーロッパ人は苦労しそう。
人をデザインした装飾が多い。
きっと意味があるのだろうけれど。
階段を登り終えて、屋外へ。
塔の装飾も凝ったものが多い。
人の表情はどれも苦しそうに見えるのは気のせいか。
教会の塔より背の高い建築物がないようで、
辺り一面を見渡せる。
聖メアリー教会のすぐ裏にあるのが、
ラドクリフ・カメラ。
1748年に完成した円形図書館で、
地上だけでなく、地下にも60万冊の蔵書があるそうで
ボドリアン図書館の附属閲覧室となっている。
コンサートや式典などでも利用されているようで、
オックスフォードに到着した日、
学生によるモーツァルトレクイエムが催されていた。
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