Masai Mara の2日目。
早朝4:20の morning call、
4:50にはロッジを出発。
生まれて初めての気球搭乗。
それも、マサイマラで。
まだ真っ暗な中、
バルーンサファリの搭乗者は、
オイルランプの明かりの下で名前の確認や荷物のチェックを受ける。
搭乗者に操縦士からも安全に関わる説明を。
事前にどんな説明をされるのかを聞いていたので、
一通りの心の準備ができている分、気持ちが楽。
月明かりが照らすなか、温かいチャイが用意され、
バルーンに火を入れる瞬間をみんなが待つ。
気球に乗り込むと、
思っていた以上に熱を感じられて温かい。
いつの間に浮いたのかさえ分からないうちに、
少しずつ、気球は地面との距離を大きくしていく。
地上にいるスタッフの気球を押さえる手が離れた瞬間、
ふわりと空に向かって進んだことを実感。
雲ひとつない空、
星と月だけの世界。
ふわふわと高度を上げる気球。
東の空がオレンジ色を増して、
太陽が顔を出そうとしている。
そんな瞬間を、
言葉が見つからなくて、
ただただ呆然と眺めてた。
沢山の動物達の頭上を越えて、
蛇行するマラ川を望みながら、
朝日を迎えた。
サバンナも夜から昼の姿に変わる。
気球の影が地上に落ちて、
草食動物達を驚かした。
サファリカーが近づいた時とは比べられないスピードで
シマウマが草原を走っていく。
・・・なんて気持ち良いのだろう・・・
あっという間に、飛行時間が過ぎて、
着地場所を探して気球は高度を落としていく。
「カメラを仕舞って」
「Landing position!!!」
バルーンのカゴの中に、草の香りが漂って、
しばらく地面を引きずられた後、停止。
カゴから這い出した所は、開けた原っぱで、
草食動物の糞がそこかしこに転がっている、
なんだか笑いだしたくなるような、そんな着地点。
バルーンサファリの後の、シャンペンブレックファスト。
これも、本当に素敵だ。
青空の下、広大なサバンナのど真ん中で、
ゆっくり朝御飯を食べるなんて、なんて贅沢!!!
お天気にも気流にも恵まれ、
本当に宝物のような時間。
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