ポルトガル、シントラにある宮殿。
15世紀初頭から19世紀後半にかけ、
ポルトガル王家が住み続けていた宮殿で、
ゴシック様式、マヌエル様式、イスラム風建築が
混在するしている状態だそうだ。
「白鳥の間」
天井に描かれた白鳥は
それぞれ違うポーズをとっているそう。
城内にある厨房の円錐形煙突は
印象に残るフォルム。
タイル装飾されている壁。
イスラム文化の影響を色濃く受けた事が伺える。
中庭の壁もタイル装飾。
色彩タイル装飾はアズレージョと呼ばれている。
植民地だった南米の穀物、
トウモロコシのモチーフ。
贅沢な装飾が施された部屋。
「紋章の間」とも呼ばれている。
主要なポルトガル貴族の紋章と、
マヌエル1世の紋章合わせて
72個の紋章が描かれている。
礼拝堂ももちろん、宮殿の中にある。
この壁には無数のハトが描かれている。
厨房から続く部屋。
ここで食事を摂ったのだろうか。
多くな煙突を持つ厨房。
イスラムのタイルは寄木細工のように
細かいタイルを組み合わせて模様を作るが、
ポルトガルのアズレージョは模様を描いている。
どこか温かみのあるタイル模様の連続。
代が変わっても王達が手を加えたそうで、
過ごしやすい空間を追求していたのが分かる。
1910年の共和国樹立以来、
宮殿は国の文化財になった。
0 件のコメント:
コメントを投稿