トマールのキリスト教修道院
Convento de Cristo em Tomar
はテンプル騎士団によって建設された。
ヨーロッパのテンプル騎士団が
活動を禁止されたあとも、
ポルトガルのテンプル騎士団は
キリスト騎士団と改編され、
大航海時代のポルトガルを支えたと言われている。
トマールの修道院と城塞は
対ムーア人への防波堤の役割をしていた。
城のあちこちに十字架のモチーフ。
トマールはアフォンソ1世時代に、
ポルトガルの勝利に貢献した恩賞として
テンプル騎士団に与えられ、
その後、キリスト教修道院の建設が始まり、
テンプル騎士団の本部としての機能を持った。
キリスト騎士団の団長を勤めた
エンリケ航海王子も修道院の増築を行った。
墓の回廊、。
美しいアズレージョで装飾されている。
新たに作られたものもあるそうだ。
エルサレムのオマール・モスクや
聖墳墓教会をモデルとしたロマネスク建築。
この円堂は、騎士団が騎乗のまま
利用していたらしい。
苔むして味わいが出てくる。
水の通り道。
表情豊かな装飾。
修道院の台所。
街の中で見つけたトマールの看板。
トマールでは4年に1度、7月上旬に開催される
タブレイロスの祭りが有名だそうだ。
パンと花で飾られた20kg近いトレイを
頭上に掲げた女性が400人くらい
町を練り歩くのだそうだ。
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