2013年2月14日木曜日

サンタマリア修道院














初代ポルトガル国王アフォンソ1世の
所願によって建設された、シトー派の修道院。

ポルトガル最古のゴシック様式をもつ教会や
中世の建築がそのまま残っている。


















無駄な装飾を廃し、質素なつくりで
厳格な雰囲気を漂わせている。


















ポルトガル歴代の国王が
アズレージョの上に並ぶ。



南の翼廊には、ポルトガルで最も美しいと
言われている中世の石棺が置かれている。

ポルトガル文字で悲恋を歌われる、
ペドロ1世と愛妾イネスの石棺だそうだ。














権力の象徴、ライオン像の上の石棺は
ペドロ1世。
暗殺されたイネスの石棺は、
暗殺者達を模した像の上に置かれている。


シトー会は回廊での私語を禁じていたらしく、
説教をする高位僧だけが話をできたとか。



この地は水源に恵まれたようで、
修道院内には水の通り道が確保されていた。

これは、水が出てくる場所を指しているそう。














調理場の奥にある水汲み場。
川から引いている水場に
魚が迷い込む事もあったようだ。


















水の出口がユニーク。














修道士達が生活した大部屋。
この部屋から教会に抜ける階段もあったが、
フランス軍によって破壊されたとのこと。


0 件のコメント:

コメントを投稿