初代ポルトガル国王アフォンソ1世の
所願によって建設された、シトー派の修道院。
ポルトガル最古のゴシック様式をもつ教会や
中世の建築がそのまま残っている。
無駄な装飾を廃し、質素なつくりで
厳格な雰囲気を漂わせている。
ポルトガル歴代の国王が
アズレージョの上に並ぶ。
言われている中世の石棺が置かれている。
ポルトガル文字で悲恋を歌われる、
ペドロ1世と愛妾イネスの石棺だそうだ。
権力の象徴、ライオン像の上の石棺は
ペドロ1世。
暗殺されたイネスの石棺は、
暗殺者達を模した像の上に置かれている。
説教をする高位僧だけが話をできたとか。
この地は水源に恵まれたようで、
修道院内には水の通り道が確保されていた。
これは、水が出てくる場所を指しているそう。
調理場の奥にある水汲み場。
川から引いている水場に
魚が迷い込む事もあったようだ。
水の出口がユニーク。
修道士達が生活した大部屋。
この部屋から教会に抜ける階段もあったが、
フランス軍によって破壊されたとのこと。
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