2010年3月30日火曜日

Fact of HIV/AIDS in KENYA




フィールド調整員と
職種別オリエンテーションにて。

HIV+は7.4%
(女性9.2%、男性5.8%)
(都市部8.9%、
農村部7.4%)
1200~1500万人の人がHIV+と言われています。

ケニアではHTC
(HIV Testing and Counseling)が
2パターンあります。
CITC(受検者が自発的に受けるHTC)
PITC(医療従事者が受検者に薦めるHTC)

HIVのカウセリング及び検査を受けたことのある人は36%
(女性43%、男性25%)
日本人の検査率が0.1%なのを考慮すると、
36%という数字はけして低くはないのですが
ケニアとしては80%を目標としているようです。
女性の検査率が男性に比べて高いのはPMTCTの影響によります。

また、ARTを受けている人の割合として
38~45%(HIV+で治療を必要としている成人)
15%  (HIV+で治療を必要としている子供)
90%  (CD4<250)
51%  (CD4<350)
治療へのアクセスが十分でないことが伺えます。

AIDS対策資金の80%近くがアメリカからの支援ですが
政府のstructureと合っていないような活動が多く
将来的な継続・発展が見込めなかったりするようです。
相手側の capacity building に合わせて
自分が去った後に彼らの中に残るような活動を目指すのが大切なようです。

近年、結核とHIV/AIDSの関連が問題視されているのも現実で
HIV+の50%が結核を発症、80%が結核で亡くなっています。
HIV/AIDSから結核のスクリーニングが十分ではないので、
今後、一緒のプログラムとして活動する可能性もあります。

写真は
JICA OFFICE からの town 側の景色
沢山配布された資料

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