2015年5月28日木曜日

Lily

頂いた百合

朝が来るたびに
1~2つの蕾が綻ぶ

その凛とした佇まいに
思わず背筋が伸びて
居住まいを正す

そんな清々しい朝を迎えられるのは
とても贅沢なことだと思う

2015年5月24日日曜日

例大祭

湯島天神にて

懐かしい風情の屋台が並ぶ境内

丁度、神楽が奉納されていた

笑を誘う一幕もあり、
堅苦しくない舞

神田明神、三社祭に続き、
褌に半被を纏った衆が道を塞いでいた

あちこちの通りで
賑やかな掛け声が響く

祭り独特の雰囲気に
行き交う人々の表情も生き生きしている


2015年5月23日土曜日

例会

明るい時間に訪れることが珍しいので
例会前にふらりと散歩

明治神宮の辺りは
大正時代には荒野だったとか
人工林が自然林化した珍しい緑地だそうだ

100年先を見据えて造園をした
当時の林苑関係者は
「杉林にするべし」
とした内閣総理大臣の要請を覆し
照葉林を造り上げたとか

清々しい風を感じられる苑内
5年後には明治神宮鎮座100年が訪れる


投扇興、扇友連さんの例会

珍しい大技が出た

緋毛氈に青と黄色の蝶が映える

久しぶりに沢山試合をした例会だった

2015年5月17日日曜日

神代植物公園


新緑の美しい季節

春のバラフェスタ

園内には409品種、5200株の薔薇

香りを楽しめるように、
この時期は通常より開園時間を早めているそう

1株1株個性があって興味深い

前日の雨、当日の晴天と
花が開ききってしまった株もあった

それぞれの品種に名前がついているものの
覚えられず

天気にも恵まれ、沢山の方が来園していた

日曜日にはバラ園で
・香りのモーニングツアー
・ばら園コンサート
等のイベントも企画されている

バラフェスタ自体は5月末日まで

既に満開の株も多く、この週末がピークの様子

香りの調香体験のワークショップや
ばら園ガイドツアーなど、
様々な企画が今月いっぱい予定されているので
この時期は薔薇にちなんだ楽しみが多い

各国の王妃の名を冠する薔薇や
地名にちなんだ薔薇など
世界中で愛されている薔薇

古代バビロニアの書物にも
既に薔薇が登場していたようだ

日本でも万葉集の歌で詠まれている

日本はバラの自生地として
世界的に知られているようで
品種改良に使用された原木の中にも
日本原産のものが何種かあるそう

主な自生地はチベット周辺や
中国雲南省からミャンマーにかけての温帯域
南半球では自生していないらしい

品種改良を経て、
豪華に咲き乱れる薔薇も素晴らしいし
原木の可憐な花も素敵だ

ラテン語の rosa に由来する名で呼ぶ言語が多く、
また同じ語が「ピンク色」の意味を持つことが多いそうだ

色の濃淡はあるが、ピンク色の薔薇は確かに多い

いたる所でよい香りが漂っていて
その出所を探すのも楽しい

紫色の薔薇も何品種か

青い薔薇作出への挑戦は
まだまだ続いているのだろうか

バラ園を堪能した後は
広大な敷地内を散策

深大寺に隣接している神代植物公園は
都心から然程離れていないのに
静かで清々しい場所


2015年5月10日日曜日

神田祭

「天下祭」として知られる神田祭
山王祭と隔年で斎行されて以降、
2年に1度、斎行されている

江戸城内に祭礼行列が練りこみ
将軍もその様子をご覧になったとか

現在の場所に神田明神が遷座して
400年という節目の年でもあるので
例年以上の盛り上がりを見せている様子

日本三大祭、江戸三大祭の1つで
江戸の粋と華やかさを満喫できるのだとか

威勢の良い掛け声とともに
宮入する神輿

「火事と喧嘩は江戸の華」
とは聞くけれど、
実際、目の前で喧嘩が始まると
さすがに慌てるものだ

お天気にも恵まれ、
多くの人出で賑わった神輿宮入

神輿を担いでいる友人を探すのも一苦労


神輿の装飾も様々で、飽きることがなかった

楽しいご縁を頂いた祭
ぜひ、来年も観に行きたい



2015年5月9日土曜日

日本橋散策

鶴屋吉信にて、季節の和菓子を
目の前で作って頂く

今回選んだのはツツジ

手際よく形作られる和菓子
冷抹茶と頂戴する

店内には砂糖菓子で作られた花も

和菓子は美しくて美味しいだけでなく
四季の移ろいを伝えてくれる

わーと日本橋』に立寄る

和文化を伝統的な視点と
アートイベントの視点の両面から捉えた試み

・きもの x CHIKAKEN
・ひかりの茶会
・「月組・宝塚をどり」衣装展示
・きものコーディネートの森
など、様々な企画

来場者も和装の方が多かった

竹あかりに興味を持ったので、
CHIKAKENのWSに参加

キャンドルの炎が揺れるたびに
表情を変える竹あかり

我ながら、上手に仕上がったと思う


2015年5月5日火曜日

こどもの日

蕾の家にて

・テーブルで楽しむお抹茶
・投扇興体験

新緑の美しい庭を眺めつつ、
ゆるやかな時の流れを感じる1日

子供の日にちなんで用意されたのは
柏餅と兜の生菓子

和敬清寂の心得を教わり
改めて茶の湯の奥深さを感じる

投扇興も小さなお子様から
鎌倉もののふの方々まで体験して頂いた

参加した方から「皆さんで・・・」
と、お土産に頂戴した薔薇
折り紙で作られていて、
中にチョコレートが入っているそう

スタッフの方の細やかな心遣いと
素敵なご縁に感謝


2015年5月4日月曜日

PASSIONS


PASSIONS
恋と祈りといのちの音楽

・祈りの《パシオン》
もともと“受難”を意味する言葉が《パシオン》
多くの作曲家が“受難”に対する
祈りの気持ちを込めて書き上げた作品

・恋の《パシオン》
あらゆる芸術ジャンルにおいて
創造の糧になってきた永遠のテーマ、恋
多くの作曲家が“恋”の切なさや、やるせなさ、
燃えるような想いを込めた作品を生み出した

・いのちの《パシオン》
人生の中で体験する様々な出来事と
それによって生じる喜怒哀楽の感情を
音楽という共通言語によって記された作品の数々

出演アーティストは2000人以上
300以上のコンサートが5/2~/4の3日間で開催
1公演は約45分
0歳から鑑賞可能な講演も

たまたま立寄って、
鑑賞できる公演を楽しんだ

クラシック音楽を肩肘張らずに楽しめる
このイベントの存在を今まで知らなかった

来年からはもっと積極的に観に行こう
そんな風に思える素晴らしい公演

Dwelling -すみか-

POLA MUSEUM ANNEX にて

本を素材とした彫刻、
ブックスカルプチャーの展覧会

書物の中の物語世界を
立体的な絵画として表現する
独特のスタイル


鑑賞後は同ビル内の茶寮へ

和のアフタヌーンティー

季節のお菓子ももちろん、
鯛めしのおにぎりも美味

静かな時間が流れる空間