2012年8月27日月曜日

牧野記念庭園


日本の植物学の研究に大きく貢献した
植物学者の牧野富太郎の旧居跡に造られた記念庭園、


2012年は牧野富太郎生誕150年ということで、
様々な記念特別展が行われている様子。

7月7日~9月17日は「野菜の宴」

牧野富太郎が収集した植物画コレクションの中から
野菜の図が公開。

又、常設展にも興味深い品々。


牧野氏が命名した植物は1500種にものぼるそう。

ドイツ製の顕微鏡。
高知に住んでいた牧野氏は、
顕微鏡を購入するために上京。


牧野氏の判。


写真だと薄くて見えにくいかもしれないが、
とてもユニークな判だと思う。

庭園内には340種の草木が植栽されている。


入り口で配布される植物分布マップにも
命名された草木が記されている。

蝉の抜け殻もたわわ。



四季折々の表情を楽しめる庭園。


2012年8月26日日曜日

福だるま



友人からの京都土産。

ひとつひとつ表情が違うのが心憎い。
その上、軽い口当たりで美味しい。

思わず食べ過ぎてしまう。



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2012年8月25日土曜日

しあわせ漢方セミナー


Kaon 主催の漢方セミナー、
「すべて解明!陰陽五行説」

漢方学は心地良く生きるための学問であり、
病人:人を診るためのものだと。
病気そのものではなく、病気の起こる背景を診ることで
相手に寄り添いたいというコンセプトのもと、
2時間の講義。

漢方には正解が無く、
漢方医によって処方内容が変わる・・・
というのはとても斬新。



五行説は万物を5つに分類し、
このエレメントのバランスを重視。

木(肝) ・ 火(心) ・ 土(脾) ・ 金(肺) ・ 水(腎)
この1つ1つに対応する臓腑、色、季節、感情があり、
助け合う相生、抑制する相克の関係があると。

それを分かりやすい喩えで、噛み砕いて教えて頂けた。

生活の見直し、
飲食の見直しをすることでの、
意識の改善が最も大切なのだとか。

気持ちが前向きになるセミナーで面白かった。

2012年8月18日土曜日

BBQ in 青梅


友人宅でのBBQ。

集まったのは、皆、ケニア隊のOV。

河原で行う予定が、開始当初は雨だったため、
軒先をお借りする事になった。

海鮮も所狭しと焼かれる、贅沢なBBQだった。


太陽が顔を出した後、
河原に赴いてのスイカ割り。


河原には先客も沢山。


スイカ割りも久しぶりのこと。



久しぶりの仲間と
夏らしく遊んだ1日だった。


2012年8月14日火曜日

鰻丼



盆時期は肉食を控える人が多いそうだ。
その代わり、食されることが多い鰻。

帰国後、何度目かの鰻をご馳走に。

鰻の旬は冬眠前の晩秋から初冬にかけてと言われるようだが、
夏に見かけることが多いせいか、夏の食べ物の印象。

美味しく頂ました。

2012年8月11日土曜日

千寿会


この会の指導碁は
千寿先生と剣持先生。


ゲストに千寿先生がフランスで教えていた青年達。

実は千寿会には平成15年にもゲストとして来ていた。
当時は高校生チャンピオンだった少年も、今では社会人。


笑顔には少年の頃の面影も。

会員さんとの指導後が講義の題材。
辛口のコメントに場内が沸く。


さらに、今回はコンピューター囲碁ソフト「Zen」の
研究に関わる加藤英樹さんもゲストに。


現在、日本の囲碁ソフト「Zen」というプログラムが
国際競争が続くなかでも、その強さで世界をリードしているらしい。



コンピューターがプロ棋士に挑戦したイベント時の様子等
貴重なお話を伺うことができた。

2012年8月8日水曜日

先斗町


夜の先斗町。

風情のある通りのため、
そぞろ歩きを楽しむ人が多いが、
この時は、たまたま誰も歩いていない瞬間。


京都の五花街の紋が入ったうちわ。
夏季は舞妓や芸妓の名前の入った団扇を
飾っているお店やレストランが多い。


京都の花街といえば、舞妓。
でも今回は少しお姐さんの、
芸妓さんに会わせて頂いた。

芸妓さんの簪。


夏は翡翠の簪を刺していることが多いそう。
お姐さんの着物も夏らしい黄浅緑。


そんなお姐さんの立ち姿。



お姐さんがいると、場が華やぐ。
京言葉を少し教えてもらった。

交流会



囲碁サロン、爛柯にて。

京都在住の囲碁ファンも参加した、
千寿先生の講座:世界の囲碁事情について
と、千寿会メンバーとの交流会。

13:30からの会でしたが、会終了予定の18時を過ぎ、
20時以降も石音が響く盛況ぶり。

サロンのスタッフの皆さんの心遣いで、
参加者一同、気持ちよく対局できたことでしょう。

今回参加されなかった方も、
是非、京都訪問の際はお立ち寄り下さい。

作務と食事



坐禅や寺院拝観でお世話になった相国寺にて、
朝から作務。

敷地内にある畑には夏野菜が沢山。

草むしりや追肥など、
普段経験する事のない畑仕事に
興味津々で取り組む参加者。


途中、休憩がてら、
井戸水で作った冷たいお茶を振舞われる。
茶葉も敷地内で栽培しているとのこと。


作務の後、昼食を頂きます。
昼食の時間が10時半なのはなかなか馴染めないものの、
畑で取れた野菜をふんだんに頂く贅沢な昼食。



老師が、
「近頃は麦ご飯の方が白米より高価なんですけれど・・・」
と、場を和ませながらの食事でした。

千寿会、夏の囲碁研修 in 京都

2012年8月7日火曜日

東山慈照寺 銀閣


室町幕府八代将軍、
足利義政将軍によって造営された山荘東山殿が、
義政公の没後、臨済禅宗の寺院となり、
義政公の法号慈照院にちなんで慈照寺と名付けられた。

銀閣寺と呼ばれるようになったのは江戸時代。
三代将軍義満公の造営による山荘北山殿の
金閣寺(鹿苑寺)に対し、銀閣寺と称せられるように。


月待山を背景に広がる庭園。

白砂の砂盛り向月台、
波紋を表現した銀沙灘、
その奥にある室町期の楼閣庭園建築の観音殿。
 

慈照寺も一般拝観時間後に拝観させて頂いたので、
普段は人だらけであろう、この空間も、
静かに拝観させていただけた。

東求堂内は、特別拝観時期に拝観可能だそう。
堂内の書院同仁斎や禅宗様式の庭園も素晴らしい。


義政公も愛でたであろう、絶景。


華道、茶道、香道をはじめとする諸芸能の源流として
花開いた東山文化の名残をここ慈照寺で堪能できた。

本当に贅沢な一時。



銀閣寺は創建当初の建築物が80%以上残っているので
国宝に指定されているが、金閣は80%に満たないため、
ともに世界文化遺産ではあるが国宝ではないそう。

管理されている方の、
銀閣寺での月見は本当に素晴らしい
という言葉が印象的だった。

千寿会、夏の囲碁研修 in 京都

坐禅と食事


相国寺にて、坐禅。

とは言っても、ほぼ全員が初心者のため、
坐禅堂に移る前に坐禅の作法について学ぶ。


その後、坐禅堂へ移動。

静かな坐禅堂の中で、
唯一、響き渡る蝉の声。

心を無にする事は難しいけれども、
凛と張った空気の中に身を置くのは新鮮。

1回の坐禅は「1炷(線香1本が燃焼する時間)」を
1単位として行う。

老師自ら警策を打って下さったが、
この警策は按排が難しいらしく、
まともに打てるようになるには10年近くかかるそう。
又、頭を下げていないと耳を切ることもあるとか。


坐禅を終えた後、お寺の夕食を頂く。
お寺は朝が早いため、夕食といっても16時半。



食事の作法も独特で、
味わうゆとりは無かったが
面白い体験だった。

修行僧とはいえ、
大の大人が素麺だけで腹持ちするのか・・・
という点は疑問だったが。

千寿会、夏の囲碁研修 in 京都

囲碁研修


京都での囲碁研修は囲碁サロン、爛柯にて。

サロンのオーナーは御年91歳とか。


千寿先生の指導碁。


参加者同士の対局。


同世代の子供達が集まると、
大人以上に大盛り上がり。



千寿会、夏の囲碁研修 in 京都

2012年8月6日月曜日

鹿苑寺 金閣


足利義満の死後、遺言により寺となり、
法号鹿苑院殿から2字をとって
付けられた「鹿苑寺」が正しい名称だが、
一般には、舎利殿「金閣」が特に知られ、
金閣寺と呼ばれている。


鹿苑寺内で生活をしていた人が使用していた井戸。


現在は使用していないようだが、
水が絶えたわけではない様子。

方丈。
特別拝観の時期には一般公開が行われるそう。


襖絵なども趣深い。

庭園への入り口。


西日を受けて輝く舎利殿。
鏡湖池にうつる空が青い。


1層は寝殿造、2層は武家造、
3層は中国風の禅宗仏殿造と、
それぞれの層で違う様式の建物。


時の将軍義光は、金閣から鏡湖池に浮かぶ葦原島を
自身の治める日本に見立てて眺めていたとか。



1層の内部も金箔が貼られ、
遠目には3層全てが金色に輝くように見える。

こんなにゆっくり、それも人気の無い鹿苑寺を
拝観できたのは、もちろん初めてで、
一般拝観時間後の拝観をさせて頂けた事に感謝。

千寿会、夏の囲碁研修 in 京都