2014年3月15日土曜日

カルチャー講座

旅行代理店、道祖神主催の講座


講師は京都大学教授の山極寿一先生

野生のゴリラはアフリカ大陸のみに生息

ウガンダ・ルワンダ側の東アフリカと、
ガボン・コンゴ共和国側の西アフリカに
その生息地域が分かれている

実は175万年前には東西ゴリラは分かれていて、
ゴリラとチンパンジーが分化した100万年前より以前

・マウンテンゴリラ
ルワンダ、ウガンダに分布
標高の高い場所に生息し、地上生活、毛が長い
繊維質の植物を食す

ルアンダのゴリラツアーは
1集団8人まで、1人1日1時間で750ドル
全生息数450頭中75%が人付けされていて
2/3がツアーに提供されている

・ヒガシローランドゴリラ
コンゴ民主共和国に分布
地上にいることが多く、毛は短い
内戦により個体数が半減したが、現在増加中
チンパンジーと共存している

カフジのゴリラツアー
1集団8人まで、1日1グループ1時間
対象は15歳以上
国立公園内に幹線道路が通っているので
アクセスが比較的楽
地元の人がゴリラを保護する活動を展開

・ニシローランドゴリラ
ガボン・コンゴ共和国に分布
動物園等で見られるゴリラ
樹上性、果実を食し、成長が遅い
実は生態系が不明な点が多い
現地では昔からゴリラを食べる習慣があった

ガボンでのエコツーリズムのために
地元の研究者の育成
NGOなど現地の人々の協力
研究者・ガイドだけでなく、解説者を育成し、
語りを主体とするツーリズムを目指すそう

今年の後半~来年の始めには
ゴリラツアーを出来るかもしれないとのこと


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