2011年12月12日月曜日

Tsavo West



以前、ツァボ西にて活動していた先輩隊員が、
「荒涼とした赤い大地」
と表現していたツァボ。

この時期、例年になく雨が多かったせいか
ツァボは緑に溢れていた。

ツァボ西にはサイの保全区がある。



20 sqkm の範囲に60頭のサイが生息しているそう。

その保全区を囲むように佇むバオバブ並木。



ブッシュが多く、草丈も高かったせいか、
この日は、残念ながら1頭も目撃できず。

赤土のせいか、シマウマも茶色。



サファリカーが近くを通っても、
一心不乱に食事に勤しむキリン。



まるでドレスアップしているかのような
ハゲホロホロチョウ。



ツァボのゾウは東西に関らずピンクだ。



ライオンの子供が道を歩いていた。



アバラが浮くほどガリガリに痩せて
見るからに元気がなさそう。

兄弟と思われる他の子供ライオンも
可哀相なくらい痩せている。



あと2日くらい食事を摂れないと
子供ライオンは死んでしまうだろう・・・
とのことだ。

皮肉なことに、子供ライオン達と
それ程離れていない所にインパラの群れ。



百獣の王と言われるライオンといえども、
獲物を仕留められないと
弱肉強食の世界で生抜いていけないことを
見せ付けられた思い。



また別の場所で遭遇した、
精悍な顔付のメスライオン。



少し早足でサファリカーの横を通り過ぎる。

天気が良くて遠くまで見晴らせたお陰か、
キリマンジャロを望むことが出来た。



(写真では分かりにくいかもしれない)

オアシスのようだと形容される
ムジマスプリングにて。



ふと、奥入瀬渓流を思い出すせせらぎが
そこにはあった。
乾季のツァボは本当にこの付近しか
緑がないのだと説明される。



ここでは、水族館のように
水中を見ることが出来る。



水中を浮遊するカバを
目撃できることもあるらしい。

1日中過ごせるくらい、
気持ちのいい場所。



ロッジへの帰路に見かけた、
物思いに耽るヒヒ。



国立公園内にあるロッジからの
眺めの素晴らしい。



雨季と乾季でツァボは随分表情を変える。
乾季の方が動物の発見をしやすいようだが、
緑豊かなツァボも十分魅力的だ。



最後に、今回のサファリドライバー。



双眼鏡の使い方を彼流にアレンジ。
使い方、教えてあげれば良かっただろうか・・・

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