2011年9月19日月曜日

TB外来



普段ごった返しているTB外来だが、
(TB:結核)
珍しく患者が途切れた。

結核はケニアでは珍しい病気ではなく、
県立病院では現在340人程度の患者さんを抱えているものの、
それは自覚症状などを元に通院している人の数で、
無治療者は随分いると考えられている。
又、HIVとの相互感染も問題視されている。

日本でさえ、自覚症状のない患者に
薬の継続服用を徹底させるのは根気が要るのだから、
ここ、ケニアではさらに困難。

デフォルターも1割くらい発生しているが、
6ヶ月間という長期間、通院し薬の服用を忘れない・・・
という患者は稀なんだろう。

医療従事者の高圧的な対応も、
時として見受けられるので、
患者側にだけ問題があるとは思えないけれど。

いつも笑顔を絶やさないスタッフもいるので、
そういった医療従事者側のモチベーションを
どうやって維持するか、又は上げていくか、
工夫の仕方を相変わらず模索中。

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