2010年8月14日土曜日

ARV耐性





病院の片隅にて。

無造作に置かれていた
レポートが目に留まったので、何気なく眺めていました。

そのレポートは、Rongo で治療中のHIV 陽性患者の体内ウイルス量と
抗ウイルス薬に対する耐性についてのもの。

殆どの抗ウイルス薬に耐性が出来ている結果が記載されていて、
多剤併用で治療に臨んでも効果が期待できないことを意味しているのでは・・・


ケニア国内で使用されている薬剤はARVに限らず、
様々な国際機関から援助されているジェネリック医薬品で、
特にARVに関しては無料で提供されています。

治療に使用できる医薬品の選択肢は限られている中で、
今回のような薬剤耐性があった場合に、どのような対応をするのか。
今後の展開が気になるレポートでした。

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