2013年2月12日火曜日

バターリャ修道院















バターリャ修道院は、
ドミニコ修道会の修道院で、
ポルトガルの独立を象徴する建築物
と言われている。


















修道院の身廊の高さは32m。
ポルトガルで初めてステンドグラスを
備えた教会建築だそうだ。

最古のステンドグラスは1430年代に作られた。





「バターリャ」とはポルトガル語で「戦闘」を意味する。

スペイン地方を治めていたカスティーリャ国と
ポルトガルの間で展開された戦争で
ポルトガルの勝利を決定付けた戦いが
バターリャ近郊で行われたことにちなむ。


















教会建築に関わった建築家も
教会内に眠っている。


















創設者の礼拝堂。
ジョアン1世と王妃フィリパが
仲良く安置されていて、
その後ろにはジョアン1世の王子達が眠る。

大航海時代に活躍した
エンリケ航海王子もその1人。


















棺の足元を支えるのは、
6頭のライオン。

ライオンは権力の象徴なのだそうだ。


















王の回廊。

マヌエル様式の装飾が美しい。














回廊に残された彫刻は
マヌエル様式とゴシック様式が
上手に融合されている。














修道院建設のきっかけに戦争があった
ということを人々に思い出させる参事会室。

「無名の戦士の墓」を守る兵士。
1時間に1度、交代式が行われる。














洗盤。


















厳かな雰囲気に包まれる空間だが、
水の出口は和やかな表情をした装飾。














アフォンソ5世の回廊。














未完の礼拝堂。














礼拝堂の入り口は15mの高さがある。
両脇の彫刻にはカタツムリ、パイナップル、胡椒など、
大航海時代に新大陸から持ち込んだ
当時珍しかった物品が彫刻に残っている。


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